2017年5月6日土曜日

訴訟をするきっかけとなった言葉

私が、本人訴訟をするきっかけとなったのは、旅行会社の顧問弁護士の発言によるところが大きい。言葉は違うが、その発言趣旨は、以下のようなものであった。


  • 訴えるならば、早々に弁護士に相談することをお勧めします。
  • 一消費者を守ることが、弁護士ではない。依頼主の利益を優先することだ。
  • 企業にとって、このような払う必要がない保険金を支払うことは、企業にとっては、重大な事であり、保険金を支払うことによって、企業の負担が増加し、その結果消費者への保険金の転嫁されることとなる。

これらの言葉だけを、文字通り読むのであれば、それは正しい発言かもしれないが、この企業としての「保険金不払い」を正当化したうえでの発言であり、そもそも「不当に正当化」したことの反省のひとかけらもないことから、この企業には「コンプライアンス」というもののかけらもないと思ったのである。

コンプライアンスは、法律を守る以上の倫理を守ることも含まれる。この顧問弁護士の発言は、最低限の「法律」を守るという視点しかないのであり、私の心にある正義感というべきものが、行動することを突き動かした。きっと、このような発言で泣き寝入りをする人が多いと感じたからだ。

このような言葉が吐かれる企業は、従業員もしっかりと理解をしてほしいと思った。このような事は、企業体質にもつながっているのだと思うからだ。



弁護士なしの本人訴訟を応援するかたは、こちらをクリックお願いします。


【本人訴訟】ブログ情報はこちら / 【本人訴訟】暴走した巨象 (Googleで検索)

0 件のコメント:

コメントを投稿