2017年8月15日火曜日

私はこんな世界は嫌だな・・・

(これまでのあらすじ)

大手旅行会社のツアーで不慮の事故を遂げた父。1審では不慮の事故が認めら特別補償手続きの仮執行付の判決が出されたものの、旅行会社が控訴。その控訴理由を待つ日々・・・

(今回)
さて、控訴理由書が送付されてきたたため、目を通しましたが、完全にわが目を疑ってしまいました。1審でのすべての判決理由の文章に対して、すべて判決がおかしいと否定をしているのです。

弁護士というのは、そういう仕事なのかもしれませんが、私はこんな世界は嫌だなと思ったのです。完全に自身の正当化なのです。

私は、システム構築の仕事で、プロジェクトマネージメントをしており、いろいろな問題や衝突がありますが、基本は「認めるところ、主張するところ」を真摯に説明し、お互いに認め合うのですが、この法廷という場は認め合うこともなく、ただの自己保身でしかない世界なんだと思いました。その為には、なんでも言うのだと思いました。この発言は、企業の顧問弁護士で、企業の代理人としての発言であるから、会社という「法人格」の発言であり、この会社の人格です。

この会社は控訴の理由として、「『サウナ内で自殺を図った』ということが、原判決認定事実と比較した場合では、より確からしい発生機序であったと言わざるを得ない」と延べてきたのだ。



 つまり、旅行中のサウナで自殺を図ったんだから、不慮の事故ではないので、控訴しましたという事である。こういう事を裁判とはいえ、遺族に対して発言するのはどうかと思うし、この企業の倫理観というのは、常軌を逸しているのである。怖い世界である。

保険会社は、事故の発生機序に関しては、いろいろという事はあったが、この「自殺」という件に関しては完全に否定しているし、東京高等裁判所ないので法廷でも、裁判官の前で、私も保険会社も確認をとった。

しかし、この旅行会社は、不慮の事故の不払いを正当化するために、「自殺」ということを発言するなど、極めて悪質極まりないと感じたのだ。




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