2017年7月2日日曜日

倫理観なき巨象たち

普通に考えて、サウナで死亡したことに対し、内因死なのか外因死なのかを判断するのに、死亡診断書を書いた医師が、「外因死」による不慮の事故だと言っていることに対して、意義を申し立てるというのは、常識からかけ離れていると思ったが、そういうことを、この旅行会社の弁護士も、保険会社の弁護士もやってみせた。恐ろしいことである。

世の中に、悪魔がいるのだと思った瞬間だ。私は、職業倫理として、善・悪の判断は、間違えてはいけないと思っている。保険のプロ、法律のプロだからこそ、その顧客に寄り添う事が必要だと考えていたが、彼らは違うのだ。ただ、企業の保身をどうするのかを考えるだけであるのだ。

以下の文章は、保険会社の内部文章である。ここには、明らかに「不慮の事故」を否定することはできないという事を記載している。



しかし、彼らは、「そもそも『事故』と呼べるようなものは存在しないことから、いわば、ウォーキング中に熱中症で死亡したのと同様であり、そこに『事故』は介在していない。つまり、そもそも不慮の事故は発生していないから、支払う必要がない」と結論を出したのである。

この文章を読んだ時には、「あー、この会社は、その程度の会社なんだ」と思った。怒りもふつふつと沸き起こったが、この会社の倫理観と私の倫理観とのどちらが正しいのかを公の場で戦い証明させようと思った。

これまで育ててくれた父への恩返の意味を込めて。

P.S.
世の中、腐った奴がいる。ニュースを見ていると倫理観を忘れたリーダーが多い。一流のリーダーに高く求められる資質は、倫理観である。ハーバードでは「リーダーシップと企業倫理」を必修としている。 頭がいい弁護士にこの倫理観がないのは、単なる弱者へのいじめにほかならない。


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